バナーによると、リモートホストにインストールされている Apache 2.0 のバージョンは 2.0.64 より前です。このようなバージョンは、以下を含むいくつかの問題の影響を受けることがあります。

  - パスセグメントがないリクエストの処理に、未特定のエラーがあります。（CVE-2010-1452）

  - 「mod_deflate」などのいくつかのモジュールが、サービス拒否攻撃に脆弱です。これは、クライアントが接続を解除した後に、大きなファイルを圧縮するために CPU 時間を使用すように強制されるためです。（CVE-2009-1891）

  - 「mod_proxy」に、認証情報のフィルタリングに関連する未特定のエラーがあります。 
    （CVE-2009-3095）
 
  - 「mod_proxy_ftp」の一部のエラー処理パスに、NULL ポインターデリファレンス問題があります。
    （CVE-2009-3094）

  - 「mod_ssl」にエラーがあり、これによってサーバーが、TLS の再ネゴシエーションのプリフィックス注入攻撃に脆弱になります。（CVE-2009-3555）

  - 親リクエストヘッダーが破損している可能性があるサブリクエストの処理に、エラーがあります。
    （CVE-2010-0434）

  - 過剰な量の暫定レスポンスを処理するときに、「mod_proxy_http」にエラーがあります。これにより、サービス拒否攻撃に脆弱になります。（CVE-2008-2364）

  - 「mod_isapi」に存在するエラーにより、モジュールのアンロードが早すぎて、コールバックポインターが孤立したままになります。（CVE-2010-0425）

  - FTP URL でワイルドカードが使用されるときに「mod_proxy_ftp」でエラーが発生し、これによってクロスサイトスクリプティング攻撃が可能になります。（CVE-2008-2939）

リモート Web サーバーは、実際にはこれらの脆弱性の影響を受けない可能性があることに、注意してください。Nessus では、影響を受けているモジュールが使用されているかの確認、および問題自体の確認は試みていません。

バナーによると、リモートホストにインストールされている Apache 2.2 のバージョンは、2.2.17 より前です。このようなバージョンは、以下を含むいくつかの問題の影響を受けることがあります。

  - バンドルされている expat ライブラリに存在するエラーにより、攻撃者が、XML ドキュメントの解析時にバッファがオーバーリードされるとき、サーバーをクラッシュできることがあります。（CVE-2009-3720 および CVE-2009-3560）

  - バンドルされた APR-util ライブラリの「apr_brigade_split_line」機能にエラーがあります。リクエスト内のバイトのタイミングを巧みに細工すると、メモリ消費が徐々に増加して、サービス拒否状態が発生します。 
    （CVE-2010-1623）
 
リモート Web サーバーは、実際にはこれらの脆弱性の影響を受けない可能性があることに、注意してください。Nessus では、影響を受けているモジュールが使用されているかの確認、および問題自体の確認は試みていません。

Secunia による報告：

APR-util に複数の脆弱性があることが報告されました。悪意のある者がこの脆弱性を悪用し、DoS（サービス拒否）を引き起こす可能性があります。

バンドルされたバージョンの expat には、2 つの XML 解析脆弱性が存在します。

buckets/apr_brigade.c の「apr_brigade_split_line()」関数におけるエラーが悪用され、過剰なメモリ消費を引き起こす可能性があります。

Versions of Apache 2.2 earlier than 2.2.17 are potentially affected by multiple vulnerabilities :

  - Errors exist in the bundled expat library that may allow an attacker to crash the server when a buffer is over-read when parsing an XML document. (CVE-2009-3720 and CVE-2009-3560)

  - An error exists in the 'apr_brigade_split_line' function in the bundled APR-util library. Carefully timed bytes in requests result in gradual memory increases leading to a denial of service. (CVE-2010-1623)

Versions of Apache 2.2 earlier than 2.2.17 are potentially affected by multiple vulnerabilities :

  - Errors exist in the bundled expat library that may allow an attacker to crash the server when a buffer is over-read when parsing an XML document. (CVE-2009-3720 and CVE-2009-3560)

  - An error exists in the 'apr_brigade_split_line' function in the bundled APR-util library. Carefully timed bytes in requests result in gradual memory increases leading to a denial of service. (CVE-2010-1623)
IAVA Reference : 2012-A-0020
STIG Finding Severity : Category I

ID	名稱	產品	系列	已發布	已更新	嚴重性
50069	Apache 2.0 < 2.0.64 の複数の脆弱性	Nessus	Web Servers	2010/10/20	2018/6/29	high
50070	Apache 2.2 < 2.2.17 の複数の脆弱性	Nessus	Web Servers	2010/10/20	2018/6/29	medium
49770	FreeBSD：apr -- 複数の脆弱性（dd943fbb-d0fe-11df-95a8-00219b0fc4d8）	Nessus	FreeBSD Local Security Checks	2010/10/6	2021/1/6	info
6793	Apache 2.2 < 2.2.17 Multiple Vulnerabilities	Nessus Network Monitor	Web Servers	2013/5/7	2019/3/6	medium
800577	Apache 2.2 < 2.2.17 Multiple Vulnerabilities	Log Correlation Engine	Web Servers	2013/5/7		high

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